私がオーエルだった頃
食堂に持ち寄りの貸し文庫があった
本が好きなおサボリオーエルは
そこで池波正太郎のシリーズを
(鬼平・梅安・剣客)
を読破した時点で時代小説熱が落ち着いた
ある時、営業先のお客さまと
商品の話から逸れに逸れて
本の話になった時
「自分でも読みやすくって楽しかったから
ぜひ読んで時代小説を語ろう!」
とかなり強いプッシュで推された
その方にはホント失礼なのですが
読みやすさとか楽しさに惹かれたのではなく
「自分でも読めた」という点(笑)
そのお客さまがやりとりの中で
間違えた時に必ず言う言い訳は
「僕、アメフトで頭打ちすぎて・・・・」
頭打ちすぎた人間が楽しいですって?
(失礼)
オススメされて購入したシリーズは
「吉原裏同心」
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ライトで読みやすく
水戸黄門のように最後は落ち着く
ややこしい漢字が少ないのもありがたい
私の時代小説のスタートだった「吉原裏同心」
一区切りついて新しいステージが始まりました
シリーズ本はどこまで読んだのか忘れてしまい
どれだけ同じ巻を買ってしまったことか・・・
そんな事、ありませんか?
え!私だけ?
コチラは何年か前からは本の後ろあたりに
「あなたが購入した一覧」が書かれており
チェックできるようになっております
このシリーズと出会ってから
町人文化と武家文化が交じり合う
江戸~明治時代の小説ばかりに
今でもドップリはまっています
超・超お気に入りの本の棚
整理を重ねているけれど
再びいっぱいになりあふれている
今回も泣く泣く整理したけれど
どうしても手放せない日本の時代小説は
池波正太郎「堀部安兵衛」(新潮文庫)
大好きな三国志さえ間違って2度買い
した事があるのに
一番笑って泣いたからか
これだけは2度買いをしたことがありません
